こんにちは。アラフォー主婦わん丸です。
いつも読んで頂きありがとうございます。
今回は、私が初めてチャレンジした顕微授精の体験記事です。
顕微授精の誘発方法はロング法です。
当時34歳で初チャレンジしたアンタゴニスト法での体外受精では妊娠することができず、絶望の中にいた私。
次に体外受精をするならば、ロング法による顕微授精がいいでしょうと先生からの提案もあり、チャレンジしました。
不妊治療ではロング法による顕微授精を2回やっている私。
このお話は、初めてのロング法をやったの時の記事です。
これから体外・顕微授精をお考えの方や、ロング法にチャレンジする方への参考になれば嬉しいです♪
初めての顕微授精・ロング法にチャレンジ
アンタゴ二スト法で結果が出なかった私は、もう一度体外受精にチャレンジしました。
リセット後に病院へ行き、先生と相談しました。
先生からは、「今度はアンタゴニスト法ではなく、ロング法でやってみましょう」とお話がありました。
さらに前回の受精率も結果がよろしくなかったので、顕微授精の方がいいとのことでした。
![](https://one-hope1.com/wp-content/uploads/2018/07/ロング法?-320x180.jpg)
ロング法で誘発開始
ロング法での誘発をスタートさせる前に、卵巣をちゃんとリセットさせるために、今回プラノバールをいうお薬を服用しました。
プラノバールを2週間服用し、服用期間の途中からスプレキュア点鼻薬(ブセレキュア)を始めます。
お薬についてはコチラ▼
![](https://one-hope1.com/wp-content/uploads/2018/07/不妊治療のお薬-320x180.jpg)
ロング法は高温期から排卵直前まで点鼻薬で排卵を抑制しながら、注射で卵胞を育てていく方法だよ!
スプレキュア点鼻薬を約8時間おきに1日3回もしなければならず、結構めんどくさいです。はい。。。
そして、連日の注射も痛いです。はい。。。。
注射はフォリルモンを5日間、フェリングを5日間の計10日間。(うろ覚えですが単位は多分300だと思います。)
最後の3日間はフェリングに加え排卵抑制のガレニストも追加で自己注射。
そして採卵の36時間前の夜23時ごろにhcg注射を打ちました。(全部自己注射です。)
ロング法は採卵まで時間がかかるため、その分お薬の回数も多いですね。
なので、お金がかかります。悲
【不妊治療にかかる費用】お金ってどれくらい必要?赤裸々告白!
![](https://one-hope1.com/wp-content/uploads/2018/08/不妊治療っていくらかかるの?-320x180.jpg)
ロング法で育った卵胞
![](https://one-hope1.com/wp-content/uploads/2018/07/名称未設定のデザイン-10.jpg)
初めてのロング法での誘発で育った卵胞は・・・・
エコーで確認すると約15個前後の卵胞が育ってくれました。
アンタゴニスト法よりも多くの卵胞が育ってくれたので、安堵したのを覚えています。
ただ下腹部がパンパンに腫れて歩くたびに響き、採卵前から下腹部痛がありました。
この痛み、結構辛かったです。
ロング法の採卵数は?
採卵日は、卵胞の育ち具合をみて先生と相談して決めました。
お仕事している方は事前に採卵日をいくつか候補として挙げておくと、誘発の予定も組みやすいと思います。
そして、採卵日を迎えました。
採卵についてはまた別記事で書きますね♪
今回、初めてのロング法での誘発。
なんと、18個
採卵を終えて診察室で説明を受けて、18個も採卵できたと聞きびっくり!
そんだけ採卵したら、体へのダメージも半端なかったけどね・・・
18個も採れたなら、18回は卵巣に針を刺してるわけです。
痛くないはずがない!
この時の採卵が一番ダメージが大きかったよ・・・
私、よく頑張った!心から思いました。
ロング法での採卵数はアンタゴニスト法の2倍
![](https://one-hope1.com/wp-content/uploads/2018/07/名称未設定のデザイン-11.jpg)
採卵が無事終わり18個も卵が採れたわけですが、痛みと同時にホッとしたのが正直な感想です。
アンタゴニスト法の時は8個だったので、2倍以上採れたことに喜びました。
しかし採卵後の身体は悲鳴をあげており、数日は下腹部が激痛でした。
今思えば、軽度の卵巣過激症候群(OHSS)になっていたんじゃないかな?と思います。
で、採卵数は18個とかなり多くの卵子が採れたわけですが、大切なのはここから。
この18個の卵子がどれだけ受精してちゃんと成長してくれるかが大事。
前回は受精率も悪かったので、顕微授精でお願いしました。
ドキドキの受精結果
気になる受精結果は、採卵3日後に受精確認の電話がかかってくることになっています。
これ毎回ドキドキしますね。
最低10個は受精してくれるでしょと期待を胸に電話を待ちました。
そして電話が鳴り、受精結果の報告を受けました。
結果は8個
あれ?少ない・・・?
恐らく18個も採れたので、未熟な卵が多かったんだと思います。
15ミリくらいの卵胞からも採卵して、先生も出来る限りいっぱいの卵を採ったのかもしれません。
採卵数は多くても、結局はちゃんと受精してどこまで育つかにかかっています。
8個受精できても胚盤胞まで育つのはわずか数個だけ、と前回のアンタゴニスト法の時に学んだ私。
そして予想は的中しました。
![](https://one-hope1.com/wp-content/uploads/2018/07/ロング法?-320x180.jpg)
初めてのロング法・胚盤胞になった数は?
初めてのロング法で、胚盤胞になって凍結できたのはたったの3個
はぁ、現実は厳しい・・・
18個も採卵できたのに、移植できる卵は結局3個だけ。
この結果をみると、そりぁ自然妊娠できないわけだわって変に納得しました。
もし顕微授精にしていなかったら、0個だったかもしれない・・・とも思いました。
胚盤胞のグレードはいかに?
採卵・受精した数・胚盤胞になった数、そしてお次は、胚盤胞のグレードです。
胚盤胞になった受精卵のグレードは、あくまでも見た目で判断されたもの。
グレードが良くても妊娠しないこともあるし、グレードが悪くても妊娠することだってある!
だから、あまり気にしない!と、言いたいところですが、気になっちゃいますよね。汗
まぁまぁ良いグレードの胚盤胞でした。
4ABは期待できますね。
ネットで検索すると、4ABの凍結胚盤胞の妊娠率は約40〜50%、4BBの凍結胚盤胞は約30〜40%という結果をよく目にします。
この3個の凍結胚盤胞でなんとか妊娠したい!
もう祈るばかりでした。
3個の中で一番グレードの高い4ABから移植しましたが、結果はかすりもせず。
そして次の4BB凍結胚盤胞で、ようやく陽性をもらえたのです。
![](https://one-hope1.com/wp-content/uploads/2018/08/胚盤胞のグレード-【徹底比較】-320x180.jpg)
初めてのロング法で顕微授精・まとめ
![](https://one-hope1.com/wp-content/uploads/2018/07/名称未設定のデザイン-12.jpg)
34歳、35歳での体外・顕微授精。
1回目はアンタゴニスト法。
2回目はロング法。
採卵回数は2回、トータルで採れた卵は26個。
しかし、26個から凍結胚盤胞まで育ったのは全部で5個。
移植回数は4回でした。
この結果をみると、私は自然妊娠は無理だったかも・・・と思っちゃいます。汗
当初は30代半ばだから、病院に通えばすぐに妊娠するだろうと思っていましたが、甘かったです。
結果論ですが、早くから体外受精に踏み切ってよかったのかなと思いました。
あとは、自分にあった誘発方法で治療するのが一番だと思います。
先生とのコミュニケーションや不妊のストレスをなくして、体調を整えることも大事だと感じました。
![](https://one-hope1.com/wp-content/uploads/2018/07/体外受精へ踏み切った理由-320x180.jpg)
【不妊治療にかかる費用】お金ってどれくらい必要?赤裸々告白!
![](https://one-hope1.com/wp-content/uploads/2018/08/不妊治療っていくらかかるの?-320x180.jpg)