こんにちは。
アラフォー主婦わんまるです。
前回からの続きです。
前回までのお話はこちら
いよいよ凍結胚盤胞の移植当日。
今回の移植はホルモン補充周期です。
ホルモン補充期は、お薬を使って排卵日と高温期を作ります。
個人的には自然周期でもよかったのですが、先生に希望として伝えなかったため、ホルモン補充周期になりました。
凍結胚盤胞・移植当日
いよいよ凍結胚盤胞移植の当日です。
移植当日の注意事項は、1時間前からトイレ禁止です。
着いてすぐに採血をし、そのあとすぐに胚移植のために別室へ移動しガウンに着替えます。
うちの病院では「採卵は午前中・胚移植は午後」と決まっています。
今回私は午後1番だったので、座る暇もなくオペ室に呼ばれました。
分娩台みたいなベットに上がる前に、今回移植する4BBの凍結胚盤胞の写真を見せてもらいました。
融解した胚盤胞の状態
写真を見た瞬間、、、、、
え?これが4BBの胚盤胞なの?
なんか、、、形が悪い?
綺麗な胚盤胞ではありませんでした。
▼それがこちらの写真です
胚盤胞で検索して出てくる画像とは程遠い・・・
どちらかと言うと桑実胚のような感じでした。
フラグメントというのがたくさんあるようにも見えます。
移植前からどーーーんと気持ちが重くなりました。
いよいよ胚盤胞・移植
分娩台に上がってしばらくすると先生が入ってきました。
名前と生年月日の確認をしてから、移植の準備
まず婦人科でお馴染みのクスコ(膣鏡)で開大して消毒します。
経腹エコーガイド下で移植用のカテーテル(細いストローのような管)を、子宮内の着床させたい場所まで入れて準備完了。
先生の合図で、鏡ごしの奥の部屋から培養士さんが胚が入っているシリンジを持ってきました。
それをカテーテルに繋げて、先生が移植を行いました。
いつも思いますが、移植はあっという間に終わります。
特に痛みはありませんが、不快感はあります。
移植中のエコー画像
私のクリニックでは経腹エコーを使いながら胚盤胞移植をしていきます。
経腹エコーで下腹部を見る場合は、膀胱に尿が溜まってる方が断然見えやすいです。
そんな訳で、胚移植の1時間前はトイレ禁止なんです。
移植中のエコー画像は、子宮内膜の真ん中に沿ってキラキラした長い管がカテーテル。
そこから子宮の奥に向かってヒョイと黒いものが出てくるのが、胚の入った培養液です。
どこに胚盤胞を置くかで、妊娠した時の着床位置が決まるでの、ちょっとドキドキしますね。
移植後の診察
無事移植が終わり、その後先生とのお話しがありました。
移植前に採血した結果は、正常範囲でした。
- エストラジオールが152pg/ml
- プロゲストロンが13,5ng/ml
移植まえに見せてもらった今回の融解胚の写真を渡されました。
今回移植した4BBの胚盤胞についての説明はなく、
先生からは「9日後に妊娠判定にいらしてください」とだけでした。
うちのクリニックは培養士さんとのお話はありません。
もう少し胚の状態についてどうなのか?と先生の意見を聞きたかったのですが、
聞いたところで妊娠できるかなんて誰にもわからないので、聞くのをやめました。
この卵を信じるしかない!そう言い聞かせながらも不安でいっぱいの帰り道でした。
判定日前のフライング検査
私はこれまで採卵2回、移植は今回を合わせて5回目になります。
そして、フライングは数え切れないほどやりました。
タイミング療法や人工授精の時も合わせると、大量の妊娠検査薬を使いました基本的にせっかちなので待てないんです。えへへ
BT6とBT7でフライング検査。
結果は、陰性で着床せず。
はぁ・・・・残念ですが、しょうがないですね。
ホルモン補充をしているので、妊娠判定日まではプロゲスタン膣座薬はやらねばなりません。
もしかしたら、判定日に陽性がでることもあるかもしれないので、お薬はちゃんと指示通りやりました。
だって、病院でちゃんと調べるから。
妊娠検査薬を買うお金がもったいないです。はい。
フライング検査の注意点
今回のホルモン補充期ではhcg注射は打っていませんが、もしhcg注射で排卵を促した時にフライング検査をする場合は注意が必要です。
あんまり早くフライングすると「注射の影響なのか?着床のhcgなのか?」判断がつきません。
徐々に薄くなれば注射の影響と判断することができます。
しかし、1回のフライングだと本物のhcgなのか注射なのかわかりません。
なので2〜3回連続て同じ種類の妊娠検査薬でやらなければ判断はつきません。(私のオススメはチェックワン)
また、注射もhcg5000と10000でまた違ってきます。
10000単位を打つと結構長くまで体の中に残っているんですね。
私の場合、10000を打つとだいたい12日後のリセット直前まで妊娠検査薬に薄く反応が出てしまいます。
数々のフライングをやってきてたので、参考にしてくださいね!
妊娠判定日
さて、自分でフライング検査して結果は陰性と知っていても、万が一があるかもしれない!と希望を捨てずにやってきた妊娠判定日。
そして、診察へ呼ばれるとこれがドキドキがマックス!
診察室に座ると、採血のデータを見せられて
「う〜ん、今回はうまく着床できなかったようですね・・・」
と言われました。
hcgの値は0.5以下と記載されていました。
うん、分かってました!知ってました!
当日に撃沈しないようにフライング検査したのですから。。。
この、結果が出なかった時の診察室の重〜い空気は毎回嫌ですね。
先生も辛いだろうなって思います。
今回の移植でもう凍結胚はなくなってしまったので、もしまた体外受精をするならまた採卵からやらなければなりません。
2人目が欲しいと思って、
- 自己タイミング
- 低刺激誘発
- 4BB凍結胚盤胞移植
と約8カ月やってきましたが、妊娠ならず・・・
このままなんとか自然妊娠するまで頑張るのか?
それともまた体外受精をやるのか?
私たち夫婦は、体外受精を再度やることに決めました。
ただし、採卵はもう最後にする!という条件で。
金額的にも精神的にも体力的にも考慮した結果です。
【不妊治療にかかる費用】お金ってどれくらい必要?赤裸々告白!
先生にもご相談し、再度ロング法で採卵することに決めました。
結果から申し上げると、この最後と決めたロング法での結果がとても良く、無事に妊娠できました。
最後のロング法・顕微授精でのお話へと続きます。
2人目不妊治療開始①【顕微授精ロング法】再度挑戦~採卵前日まで~
最後まで読んで頂きありがとうございました。