不妊治療

不妊治療・ホルモン検査の正常値【一覧表でまとめたよ】

不妊治療のホルモン 正常値

こんにちは!

アラフォー主婦わんまるです。

今回は不妊治療で必ず目にするホルモン値についてまとめていきます!

不妊治療を始めると、採血して色々なホルモン値を計測したりします。

わんまる
わんまる
不妊治療の第一歩的な検査だよ!

 

だけど、ホルモン値が初めて聞く名前・・・しかもカタカナでよくわからない!

 

って方も多いと思います。

ネットで調べると正常値も載っているのですが、あっちみたりこっちみたりで、見ずらいし分かりにくい!

という事で、わんまるが調べて見やすいようにこの記事でまとめました♪

ホルモン検査をした方は、ぜひご一読ください!

 

月経周期について

月経周期によってさまざまなホルモンが分泌されます。

不妊治療では、月経周期においてそれぞれのホルモン値を測定するため、1周期で数回採血して測定しなければなりません。

月経周期は以下の4期。

  1. 卵胞期
  2. 排卵期
  3. 黄体期
  4. 月経期

それぞれの期間の説明と分泌されるホルモンは以下の通りです。

  • 卵胞期:脳から卵胞刺激ホルモン(FSH)黄体形成ホルモン(LHが分泌され、このホルモンの働きで卵巣から女性ホルモン(エストロゲンが分泌され卵胞を育てていきます。

  • 排卵期黄体形成ホルモン(LH)の急上昇により、主席卵胞から卵子が放出されます。これが排卵です。

  • 黄体期:排卵した卵胞が黄体化し、黄体ホルモン(プロゲステロン)を放出します。このプロゲステロンは子宮内膜の厚みを作り着床しやすいような環境に整えます。基礎体温の高温期はこのプロゲステロンによるものです。

  • 月経期:着床しなかった場合、エストロゲンプロゲステロンは低下し、新たな周期に入っていきます。

 

不妊治療で調べるホルモン値の正常値・一覧

不妊治療でのホルモン値は、先ほど述べた1周期(卵胞期~月経期)でそれぞれ正常値が異なります。

月経期は妊娠の可能性がほぼなくなりリセットされ、月経期にホルモン値を測定することはあまりないため、今回は省きます。

卵胞期 排卵期 黄体期
FSH(卵胞刺激ホルモン mIU/ml) 3.5~12.5 4.7~21.5 1.7~7.7
LH(黄体形成ホルモン mIU/ml) 2.4~12.6 14.0~95.6 1.0~11.4
E2(エストラジオール pg/ml) 29~196 37~525 45~491
P4(プロゲステロン ng/ml) 0.3  ↓ 5.7 ↓ 2.1~24.2

 

上記4つ以外に甲状腺刺激ホルモン(TSH)やプロラクチンの血液検査もあります。こちらの2つは月経周期に関係なくいつでも検査可能です。

TSH:0.54~4.54  μIU/ml

プロラクチン:4.9~29.3  ng/ml

 

病院によっても正常値が若干違ってきますが、こちらはファルコさんが公表しているデータの抜粋です。

SRLさんのデータも確認しましたが、多少の変動はあるものの似たような値を正常値としていました。

 

エストラジオールとプロゲステロンの数値・読み方

卵胞1個につきエストラジオール(E2)200〜300あれば成熟している卵胞と言えるそうです。(排卵に近い時の値)

 

体外受精の時は毎回採血とエコーをしながら、卵胞の様子を見ていきます。

体外受精では、たくさんの卵胞を育てます。

例えばエコーで20ミリ前後まで育っている卵胞が5個確認できたなら、エストラジオールの値が1000〜1500あると5個の卵がいい感じに成熟していると判断します。

 

にゃん子
にゃん子
卵胞5っ × 200(E2) = 1000 ってこと!

 

黄体ホルモン(P4)は大体10以上あればいいと先生がおっしゃってました。

黄体ホルモンが低いと、高温気がなかったり短かったりする黄体機能不全とよばれ、不妊症の原因の一つです。

私も少し低めだったので、採血して黄体ホルモンの値を見ながら、お薬貰ったりしました。

体外受精や顕微授精の時は、お薬や座薬などで完全にコントロールしました。

 

わんまる
わんまる
それぐらい大切なホルモンだよ!

 

周期によってホルモン値もバラツキがあるので一喜一憂せずに、その時にあった治療やお薬を服用することが大事です。

 

なんでも相談できる先生・信頼できる先生や病院選びは大切!

 

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FSH・LH・E2・P4の正常値・まとめ

不妊治療では、主にFSH・LH・E2・P4のホルモン検査をやります。

卵胞期 排卵期 黄体期
FSH(卵胞刺激ホルモン mIU/ml) 3.5~12.5 4.7~21.5 1.7~7.7
LH(黄体形成ホルモン mIU/ml) 2.4~12.6 14.0~95.6 1.0~11.4
E2(エストラジオール pg/ml) 29~196 37~525 45~491
P4(プロゲステロン ng/ml) 0.3  ↓ 5.7 ↓ 2.1~24.2
  • TSH:0.54~4.54  μIU/ml
  • プロラクチン:4.9~29.3  ng/ml

 

全く覚える必要はありませんのでホルモン検査した時に、ちょっとこのページを参考にしていただけたら嬉しいです♪

 

わんまる
わんまる
ブックマークして頂けたら泣いて喜ぶよ!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。